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幻想の魔術師 カレル・ゼマン
幻想の魔術師 カレル・ゼマン (JUGEMレビュー »)

銅版画のような背景と人物の合成が美しい、トリックフィルムの傑作。
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チェコA to Z ブログ

チェコの旅本『チェコ AtoZ』(2006/12/15ブルースインターアクションズより発売)の著者による、チェコの話題を集めたブログです。
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「F」はフィルム(映画)の「F」

 本の中にも書きましたが、私がチェコに興味を持ったきっかけは、中学生の頃観たヤン・シュヴァンクマイエル監督の映画『ファウスト』でした。
『ファウスト』は、「な、なんなんだ、この世界は!」と映画自体に強烈なショックを受けたのですが、陰があって怪しい空気が漂い、いい感じにくたびれたチェコの風景もまた心の中に残っていて、それから気になる国のひとつになりました。
その後、友達と中野にチェコアニメ映画祭を観に行ったりして、手作業の温もりが感じられる、可愛いながらも毒が含まれたチェコアニメの世界にも惹き込まれていったのです。もっと他のも観たい!と思っても、そのころはチェコアニメのビデオなどほとんど販売されていなかったので、おそるおそる輸入ビデオ専門店に足を踏み入れ、アニメーションやシュヴァンクマイエルの『アリス』などのビデオを探したものでした。


 今回、実際にチェコを訪れて、この土地でああいったアニメーションが生まれた、ということが何となくしっくりきた気がしました。古い建物や道具が日常の中に存在していて、大切にされている国だからこそ、アニメーションという古典的な技術がずっと受け継がれてきたのだろうし、最新の技術を取り入れつつも素朴な味わいを失わないでいられるのでしょう。その一方でチェコ・キュビズムのような遊び心溢れる柔軟なセンスも持ち合わせている国柄から、枠にとらわれない新鮮なアイディアも生まれているのかな、と。真面目で堅実だけど、どこかユーモラス―そんなチェコ人の人柄もアニメーションの中に活かされているのかもしれません。
次回は、是非、有名な映画スタジオがあり、映画祭なども行われているというズリーンを訪れてみたいと思っています。


 本の中では、シュヴァンクマイエルの他に、ヘルミナ・ティールロヴァー、カレル・ゼマン、イジイ・バルタなど私たちが特におすすめしたい作家の作品を紹介しています。いまはDVDもたくさん発売されていて手軽に観ることができので、是非チェックしてみてください。
| 本づくり | 18:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
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